今月のアロマサークルではラベンダースーパーを特集しています。ラベンダーにはたくさんの種類がありますが、スーパーはアングスティフォリア種とスピカ種の交配種で、それぞれの良い部分を併せ持った性質を持っています。(詳しくは会報誌Orange tree vol10に掲載)今回はラベンダーの特性を十分に堪能できる、バスオイルに挑戦しました。アロマオイルをお風呂で使うとき、一回に2~3滴が適量と言われています。しかし、お湯にアロマオイルを落とした瞬間から揮発が始まり、お湯になじむことはありません。ですから植物由来の乳化剤、バスオイルにアロマオイルを混ぜて使うことによって、香りもちを良くし、肌にも香りの効果を与えることができるのです。ラベンダーには傷跡の回復を助け、炎症を鎮める作用・痛みを和らげる作用などがあります。紫外線によってダメージを受けた肌の回復に、バスオイルという形で使用すると、精神的なバランス回復効果とともに穏やかに作用し、健やかな肌を保つために有効と考えられます。これから本格的な開花シーズンになるラベンダー。使い方がたくさんあるので、命のしずくをありがたく活用したいと思います。
晴天に恵まれた12日。秋田観光レディーの皆さんをモデルに、毎年恒例の蕗狩り撮影会が行われました。秋田美人の観光レディーの皆さんが着ているのは、5.60年ほど前までは一般的な作業服として活躍していた衣装だということです。早朝の撮影のため、あたりを吹き抜ける風がとてもさわやかで、賑やかな鳥の声ものどかで、とても気持ちのいい時間を過ごしました。シンプルにまとめた黒髪と、キメの細かい色白の肌。赤いリップの和風メイクがよく映えます。今年も多くのカメラマンの声に、笑顔で応えていた観光レディースの皆さん。その笑顔を通して、美しく緑豊かな秋田を発信してくださっていると思うと、同じ秋田県民として誇らしく思えてきたりします。秋田蕗を大切に栽培されている農家の方のお話では、今年は雨が少なかったので傘の部分がたくさんの太陽を浴び大きく育ったため、茎が折れ曲がりやすい状態になるのではと心配したそうです。撮影会と刈り取りの次期がぴったりだったようで、収穫された秋田蕗は老舗菓子屋さんによって、秋田の味に加工されるそうです。
初夏の風が膨らんだラベンダーの蕾を揺らしています。6月のアロマクラブはラベンダー・スーパー精油を特集します。6月最初のアロマサークルではルームアロマを作りました。午前中から気温がどんどん上がって暑くなりそうな日だったので、ラベンダーをより軽やかに香らせるブレンドをお勧めしました。ラベンダーとのブレンドに紹介した精油はレモングラス・ベルガモット・ローズマリー・アルベンシスミントなどおよそ10種類。初めて参加の方から、「だんだん、どれがどれだか分らなくなる~」という声が上がりましたが、香りをしみ込ませたムエットを持って、「どの香りが好き?」と心に問いかける時間は、日常から少し離れることができるリフレッシュタイムになったようです。昨年収穫して乾燥させたラベンダーは、そのままでもいい香りを楽しませてくれています。ラベンダーは万能薬と呼ばれるほどたくさんの薬理作用があります。香りの成分に含まれるエステル類には血圧を安定させる作用や、痛みや炎症を抑える作用があります。また抗菌効果も高く、様々なシーンで活用できるハーブです。精油は植物の香りの成分だけを抽出し、有効成分を高濃度に含んだ物質なので、その一滴は何百倍もの原料植物からの恵みを分けてもらえる、まさに命のしずくなのです。7月2日に秋田市立泉小学校PTAのお招きで、保護者の皆さんにアロマテラピーの講座を開催することになりました。まだまだ知られていないアロマテラピーの魅力を、子育て中のお母さんたちにご紹介できる機会を持てることは、とてもうれしく思います。多くの方にアロマテラピーの素晴らしさを感じていただきたいと願っています。エコが流行でなく習慣になって行くように、アロマテラピーも生活の一部になってくれば、より心身ともに健やかに過ごせるはずです。実践できる知識と、環境の整備をお手伝いできたらという思いで、講座の準備をしています。 先日千秋公園で行われた「千秋茶会」に、アロマクラブメンバーの方からのお誘いで出かけてきました。素晴らしいお天気とロケーションの中、野点を楽しんできました。普段の生活では味わえない雅な世界で、ほんの数時間ではありましたが、たくさんの深呼吸をしたような気持ちになりました。沢山の人出があり、美しい和装姿に目を奪われながら園内を散策しました。さつきは過ぎてしまいましたが、藤が見ごろになっていました。藤の香りはアカシアほど甘くはないのですが、はちみつのような優しい香りがしました。
今月はレモン精油を特集してクラフトを楽しんでいただきました。アロマサシェは人気のクラフトで、グループ開催のサークルでも製作しました。
レモンの香りをメインにブレンドした精油を、アロマボールにしみこませ、ペーパーナプキンで包んで、かわいい巾着に入れてバックに携帯できる形にしました。レモンの精油はトップノートで香りの揮発が大変早いので、香りの引き留め役が必要です。そこにどんな精油をプラスするのかを考え、自分だけの香りをブレンドします。ラ・ボーテはレモンのさわやかな香りに包まれ、賑やかに楽しい時間を過ごしました。26日の参加者の皆さんは初めて参加の方ばかりでした。さきがけ新聞をご覧いただいてお申込みいただきました。毎月掲載していただき、新しいアロマ仲間が増えていくので、とても感謝しています。
13日にはグループのサークルでアロマサシェを作りました。ブレンドにローズマリー精油を使ったのでシャキッと爽やかな香りになり、お車の芳香にしたいというアイディアもありました。リラクゼーション効果の高いブレンドは、ドライブには向いていませんので、眠気を覚ましてくれるようなレモンとローズマリーのブレンドは、初夏のドライブにお勧めです。今週は会員の皆様には会報誌~Orange tree vol.10~を、お届けしました。来月のサークル日程や特集精油の内容などを詳しくお伝えしています。会員様限定で行っている精油のお届けサービスも大好評です。来店時に受け取りで切るようにご予約いただくと大変便利です。ぜひご利用ください。
今日は雨模様で、少し肌寒い天気でした。ラ・ボーテ三階の窓からは、千秋公園が見えます。公園の木々には恵みの雨になったようで、緑色が日々濃くなっていくのを感じます。今が一番美しい色では?と、この頃毎朝思います。五月はレモン精油を特集しています。今回はルームアロマのブレンドをしました。レモン精油には空気清浄効果があるので、雑菌で匂いが気になるキッチンや玄関などで活躍します。ブレンド用に紹介した精油は、レモンをはじめとしてゼラニウム、バジル、レモングラス、プチグレン、ネロり、マジョラムなど10種類程紹介しました。出来上がったブレンドは、トップノートのレモンの香りを引き留めるミドル、ベースノートの配分で印象が全く違ってきます。特にスパイシー系は強く主張しますので、ごく少なめにブレンドするのがポイントです。今回はお二人ともゼラニウム精油をブレンドしたので、やわらかなフローラル調の要素をもったブレンドになりました。ボトルデコレーションにも挑戦していただきました。眺めても楽しい作品が出来上がり、喜んでいただけました。次回は15日バスソルトを作ります。
ゴーデンウイークがあっという間に過ぎて、もうすっかり初夏の風に変わりました。桜吹雪に促された木々の若葉が、一斉に目を覚ました様です。アロマクラブの窓からは桜は少ししか見えないのですが、ここ何日かで景色の中に緑色が増えたのを感じます。5月のアロマクラブはこの季節にぴったりの香り、レモンを特集してクラフトを楽しみたいと計画しています。五月最初のアロマサークルは、定期日程外での開催となりました。4月の特集「カモマイル」のハーブウオーターを使った化粧水と、「レモン」を使ったルームアロマを製作しました。レモンの精油は香りの揮発早い、トップノートに分類されます。ブレンドをする際にはミドルノートとベースノートを、バランスよく加えることにより、レモン特有の鋭い酸味を和らげ、爽やかで優しい香りに整えることができます。今回はローズマリー・カンファー、シナモン・リーフ、ローズウッド、ネロりなどといった精油を使って、はじけるようなレモンのフレッシュ感に持続性を持たせたブレンドに仕上げていきました。レモンに同じトップノートの分類になるローズマリーを多くするとグリーン調になり、プチグレンを加えるとフルーティーになりました。精油の組み合わせは果てしなく多いので、毎回違った香りに出会える楽しみがあります。出来上がった作品のボトルに、デコレーションパーツを使って楽しくアレンジを加えました。ブルーの遮光瓶に白のレースのシールを付けた作品は、真似したくなるかわいいデザインでした。今後の日程は参加者を募集しています。サークル日程ページでご確認ください。
アロマソープは毎回好評の講座です。飾ってもかわいいソープですが、泡立ち、香り、洗い上がりもとても気持ちがいいソープが作れます。 今回はクレイを少量混ぜて桜色をイメージしたカラーをつけてみました。クレイには汚れを吸着したり、炎症を抑えたりする作用があります。通常パックなどで使うことが多い基材ですが、ソープに入れて使っても、泡立ちを損なうこともありません。むしろ硬くて弾力のある泡が作れるので、泡を肌のそっと乗せて1~2分放置する泡パックとしても機能します。どんな石鹸でもそうですが、良く泡を立てたっぷりの泡で優しく洗うことが大切です。ごしごし洗いは禁物です。年齢を重ねると乾燥が激しくなり、しわやしみの原因となります。これから紫外線がますます強くなって、肌がダメージを受けやすいシーズンになってきます。早めの紫外線対策も重要ですが、日中塗っていた日焼け止めをしっかり洗浄してあげることも大切です。いつまでも美しい肌を保つために、スキンケアの素材や方法を見直し、シンプルで気持ちのいいケアを心がけてください。
NARDアロマテラピー協会認定講座 アロマテラピーベーシックがいよいよスタートしました。ボディーケアコースは6レッスンを三日間の日程で行います。講座に対するお問い合わせも多くいただきました。その中でも「技術は学べますか?」「認定証はもらえますか?」というご質問が多くありました。このコースでは「様々なトラブルに対してアロマテラピーをどのように役立てるか」ということがメインになります。ですから手技よりもアロマテラピーの内容のほうが多くなります。手技は全くやらないというわけではありませんが、テキスト内容には入っていません。また認定証はNARDアロマテラピー協会から発行されます。このコースを受講した後、認定を希望される方は手続きをしていただくと認定証が送られてきます。NARDアロマテラピー協会への入会のご案内も行っております。一回目の講座では「肩こり緩和のためのトリートメントジェル」と「冷え緩和のためのトリートメントオイル」という内容で、様々な精油の特徴や使い方、相性や香りの強さなど、効果効能だけでなく、香りのコーディネートについてもお話ししました。楽しい話に花が咲いて、講座の間降っていた雨はお帰りのころには小雨になっていました。ラ・ボーテのそばの桜は少し開いてきましたが、千秋公園はまだつぼみが多いようです。来週が見ごろになるでしょうか。楽しみです。ベーシック講座はご好評につき5月スタートのクラスの募集を開始いたします。詳しくはスクール日程ページをご覧ください。
ラ・ボーテは今、ジャスミンの香りに包まれています。日当たりのいい階段に一鉢置いているだけなのですが、甘く優雅な香りが建物全体を包んでくれています。まだまだつぼみがたくさんついていますので、可憐な白い花と素晴らしい香りをしばらく楽しめそうです。ジャスミンの香りはリラックス効果があり、眠りを誘う効果もあるので、ベッドルームなどの芳香に適しています。ジャスミン精油は水蒸気蒸留ではなく有機溶剤抽出法(アブソリュート)で抽出されますので、基本的に香りを楽しむために使用します。大変香りが強いので少量ずつ使用することをお勧めします。今回のアロマサークルではカモマイル精油を使った、バスオイルのブレンドを行いました。先に紹介したジャスミン同様、眠りを誘う作用のあるカモマイルの香りにはアトピー性皮膚炎などのかゆみを抑える作用もあるので、症状のある方にはぜひ試していただきたい精油です。アトピーとは「説明できない」という意味があるのだそうです。その治療には副作用が取りざたされる事のある、ステロイド薬が使われることがよくあります。そのステロイド薬の代用とまではいかないかもしれませんが、症状の改善の手助けになる可能性が、カモマイル精油にはあります。完成したバスオイルには「春の休日」「フラワードリーム」といった素敵なブレンドネームが付けられました。どちらのブレンドも草原を吹き抜ける風のように爽やかで、カモマイルの優しい香りの輪郭をパステルカラーで包み込むような、温かなイメージのブレンドでした。次回は24日土曜日にソープを作ります。
4月最初のサークルはルームアロマをブレンドしました。カモマイル・ローマンはリンゴのような甘酸っぱい香りがします。キク科特有のハーバルな香りと相まって、なんともやさしい暖かな印象です。マザーズハーブとも呼ばれ、ハーブティーや、様々な民間療法で古くから活用されてきたハーブです。緊張の緩和に効果があり、鎮痛、炎症や痛みを鎮める作用、アレルギー性皮膚炎のかゆみの緩和作用など幅広く活用できます。やっと天気も春らしくなり、昨年植えたハーブの苗から小さな芽が出ていました。その植え替えと、新しいカモマイルの苗を植えました。小さな白いお花が咲くのが楽しみです。三階に行く階段に配置しましたので、ご来店の際は」ご覧ください。四月は喜びの季節ということで、今月は「よろこび」というブレンドティーを講座の後にお出ししています。緑茶ベースにルイボス・ブラックマロー・ローズレッドなどがブレンドされている華やかな香りがうれしい、ブレンドティーです。春は新しい事に挑戦するのにぴったりの季節です。一緒にアロマを楽しみましょう。