【アロマレシピ】ローズウッドの葉の香り

今日は寒い1日でしたね。空気がピンと張り詰めている感じで、秋田の冬らしい天気になりました。朝に久々の雪かきに汗を流し、ちょっと清々しい気持ちになったのは、きっと日頃の運動不足のせいですねf^_^;)

不精な私は寒いと動きたく無い。。。雪が降って強制的に運動不足を解消する。。。なんだかそう考えると、雪は適度に降った方が私には良さそう。。。などと考えながら、気持ちよく駐車場6台分を3人でサクッと片付けました。

さて、当店でルームアロマをお探しの方にお勧めする事が多いローズウッド精油が、今まで木部からの蒸留精油を販売してきましたが、資源保護の観点から葉からの蒸留精油に変更しました。

ローズウッドはアマゾン川周辺地域が原産の高木です。古くから楽器や家具の材料、そして魅力的な香料としてヨーロッパにその殆どが輸出され、活用されてきました。以前より乱獲によって資源の枯渇の危険性が指摘されてきましたが、近年ワシントン条約の規制により、更に入手が困難になりました。

そこで、登場したのが木を切らず葉を蒸留した精油なのです。

  
葉の香りは木部と大変似ています。主要成分はリナロールで、木部同様のスッキリとした甘さが優しい印象です。

健草医学舎から公開されている成分分析表でも確認できます。こちら

ちなみに昨年改正になったNARD JAPANのアロマ・アドバイザーの資料ではローズウッド精油がカリキュラムから外され、代わりとしてホーウッド精油が登場しています。

ホーウッド精油の成分分析表は こちら

ローズウッド(木)精油の主要成分の比率から見ると、平均92%ですから、確かにホーウッド精油の方が香りが近いかもしれません。

ファンの多いローズウッドですから、香りが気になる方はぜひ3種類の香りを嗅ぎ比べてみて下さい。そして絶滅危惧種を守る取り組みに興味を持って頂けると、精油との付き合い方が少し違ってくるかもしれません。精油は私たちが植物から分けて貰っているわけで、その植物の命を無駄にしないように大切に扱う必要が有ると思っています。

正直芳香浴だけのアロマテラピーはもったいない!

ともあれ、今日のバスアロマは疲労回復と風邪予防目的のレシピにしようかな。。。