春のムズムズにはアロマが大活躍！

春が来ると植物の命の営みのおかげで花粉症の症状に苦しむ方が少なくありません。皆さんはいかがでしょうか？
実際にどのくらいの方が杉の花粉症に苦しんでおられるのか調べてみたところ、東北地方は関東、関西、東海地方より少なく13.7％の罹患率だそうです。（環境省調べ）
花粉症の方だけでなく春風に舞い上げられた埃の影響で、のどや鼻、目の痒みやゴロゴロ感、ムズムズ感などの不調を感じることが多くあります。

アロマテラピーでは発症時の症状の緩和だけでなく予防が手軽にできます。

花粉の飛散が本格的になる二、三週間ほど前から対策を始めるのが理想的ですが、症状が出てからでも同じ精油で対応することができます。スギ花粉だけでなく、様々なアレルギー性鼻炎に対して有効な使い方なので、アレルギーでお悩みの方は日常的に使用することをお勧めしています。

＊おすすめ精油＊

ユーカリ・ラディアタ、ティートゥリー、ブラックスプルース、ラヴィンツァラ、ローレル…

＊簡単な使い方＊

蒸気浴・・・熱いお湯をカップに注いで精油を1～2滴入れます。目をつぶってカップから立ち上る蒸気を鼻から吸入し、口から深く息を吐きます。数回深呼吸を繰り返します。

蒸しタオル・・・蒸しタオルに精油を1～2滴垂らして、皮膚に直接付かないように折り込み、瞼の上に冷めるまで置きます。目の痒みや鼻詰まり症状の緩和にオススメです。

アロマジェル・・・小鼻や喉に適量を直接塗付して使用します。

スーッとした香りといえばペパーミント精油を思い浮かべますが、皮膚や粘膜に刺激が強く、鼻詰まりの解消には一時的に非常に効果的ですが、血圧上昇作用があるので血圧が高めの方は注意して使用しましょう。