本格的な梅雨に突入してすっきりしない天候の中、アロマサークルではこの季節に活躍する、除菌・抗真菌作用を目的としたアロマミストを製作しました。 参加者の方がタチアオイをお土産に持ってきて下さいました。ハーブティーでいただいたり、ハーブウオーターで使ったことがあります。このまま乾燥させてみようかと思います。今月特集しているラベンダースーパー精油には優れた抗菌作用があります。穏やかで心安らぐラベンダーの香り。そこにクローブやパチュリー・ペパーミントなども加えてを消毒用エタノールに溶かして、アトマイザーに入れてミストとして空間を香らせるのに利用します。アロマのテキストなどには良く無水エタノールと精製水を使用したミストの作り方が紹介されています。しかし無水エタノールは通常薬局などで取り扱っていることが少なく、取り寄せても店頭に並んでいる消毒用エタノールに比べて若干高いので、その違いについて薬局で聞いたことがありました。無水エタノールは95%以上エタノールを含有している事が条件で、消毒用エタノールは75~85%程度のエタノール濃度なのだそうです。精油は水とは混ざらない性質を持っています。植物油やアルコールに溶けやすい性質をもっています。ですから、無水エタノールのほうが精油を混ぜるのに都合がいいのです。しかし、入手しやすい消毒用エタノールも高濃度にエタノールを含有しているものであれば精油と混じり合うので、何の問題もなく代用することができます。注意したいのは精油の濃度で、1%以下にするのが望ましいと思います。精油濃度が高いと分離する場合があるからです。また作ってすぐはアルコール臭が強いので、作ってから1~2週間熟成期間をおくとアルコール臭も和らぎ、ブレンドした精油の香りも良く絡み合ってきます。土曜日のサークルではアロマサシェを作る予定です。ラベンダーの香りに包まれるリラックスタイムを、御一緒に過ごしませんか?ラ・ボーテの外にラベンダーが一鉢あります。今年は花穂が少し小さくて、さみしい感じです。もっとゆったりとした植え替えをしてあげなくてはいけなかったのかもしれません。それでもかわいらしい花を咲かせて揺れているその姿に、思わず足を止め「良く咲いてくれたね。」と声をかけています。ラベンダーのそばには、濃いピンク色の花をたくさん咲かせている蔓バラが有ります。毎年アブラムシの被害に遭いながらもたくましく成長し、開花の時期にはテントウ虫がアブラムシをにしっかり駆除してくれて、そんな災難はどこ吹く風というような様子でたくさんの花を咲かせて、梅雨時期に開花するのにもかかわらず開花期間も長く、私たちを楽しませてくれています。